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2007年11月15日

伊丹谷良介+西山毅+満園庄太郎 @ Stormy Monday YOKOHAMA 2007-11-4

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伊丹谷良介、西山毅、満園庄太郎、満園英二@横浜ストーミーマンデー(以下省略 ストマン)ライブは3回目。
一年と2ヶ月前、香港でこのバンドは初めて顔を合わせ、香港のロックフェス『ROCK ON TEN』でともにステージに立った。
もしかしたらあの日はある意味、運命的な日であったのかもしれない。

香港ライブ『ROCK ON TEN』
http://www.itamiya.net/jp/archives/2006/09/rock_on_20060902_1.html

この時の写真を見るとなんとも懐かしい。
昨日のようでもあり、遠い過去のようにも感じる。
あの香港のステージが終わった後、西山さんや庄太郎にーちゃん、英二にーちゃんが手を握って熱く『凄く良かった。ありがとう!』と言ってくれた一言がとても懐かしい。
まさかあの時、一年後にこのメンバーで一緒に横浜のステージに立つとは思いもしなかった。
あの香港のライブから一年2ヶ月。
いろんな経緯を経て宝塚、北京、横浜、東京のライブに行き着いた。

宝塚ライブ
http://www.itamiya.net/jp/archives/2006/09/hello_mrasian_japantour2006200_1.html

北京ライブ
http://www.itamiya.net/jp/archives/2007/02/_2007121.html

横浜ライブ
http://www.itamiya.net/jp/archives/2007/09/_stormy_monday_yokohama_200709.html
東京ライブ
http://www.itamiya.net/jp/archives/2007/09/_2007915.html
横浜ライブ
http://www.itamiya.net/jp/archives/2007/10/_stormy_monday_yokohama_200710_1.html

どんな事が起ころうともこのメンバーとのステージの絆は深くどんどんクレッシェンドしていった。
このバンドで『バンドにとって一番重要な物は何か?』をまた学ぶ事ができ、また『バンド』が好きになれたような気がする。

今回のストマンのライブを含め、いつもこのメンバーでライブをする時、僕はこう感じていた。
『このバンドのライブはこのステージが最後かもしれない・・・』
僕は毎回そう考えながらこのメンバーと一緒にステージに立った。
多分、メンバーそれぞれがいろんなことを考えてステージに立っていたような気がする。
今まで何十人、何百人、何千人、何万人という会場で何百回と伊丹谷はバンド、ソロ活動を含め、ステージに立ってきたが、いつもステージに立つ前に心がけてきた事は『もうこのステージが最後かもしれない』という気持ちとその緊張感を大切にする事だった。『いくらそのライブが終わってから別の場所でライブ予定が組まれてい
てもこの気持がステージ中に本気で持てるか?持てないか?がとても大事だ』と肝に命じ続けてきた。
特にこの数年の海外のライブ活動では日々何がおこるか解らなかった。本当にステージで何度も命に関わるような経験も沢山し、そのステージで歴史が変わるかもしれない責任重大なステージを沢山経験ができたせいか、この数年でよけいにそう思うようになった。
だからこそ、『必ず良いステージができる』という自信が伊丹谷にはあるのかもしれない。決して『過信』ではない『自信』である。ミュージシャンはこなれた感覚になっては絶対良いステージを産むことはできないと僕は思う。もしこなれた気持ちでステージに立つと、それが必ずお客に伝わる。技術は伝えれてももっと大切な物を伝える事はできない。どんな状況でも常にお客さんに『本気である事』を伝えれるからこそミュージシャンは音楽で生活が出来る。
それができなくなった時、ミュージシャンはプロフェッショナルでなくなると僕は思う。『物を産み出す』という事は技術だけで勝負はできない。それがミュージシャン、アーティストの『醍醐味』であり、『物を産み出す』という『醍醐味』であると思う。
もしかしたら人間にとって『生きる』ということ自体がそうなのかもしれない。

『本気とは何か?』

とにかくこの『醍醐味』の素晴らしさを西山毅、満園庄太郎、満園英二というミュージシャンとステージに立って沢山自分自身が感じ、このストマンを見て頂いた方々とも共に感じる事はできたと思う。

今回のストマンのライブを3本成功させてくれた西山毅、満園庄太郎、満園英二、スタッフの方々に改めてこの場を借りてお礼を言いたい。

『毅にーちゃん、庄太郎にーちゃん、英二にーちゃん、協力してくれたみんな!そして会場で一緒に盛り上がったみんな!本当にありがとう!』

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