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ここ何日かの伊丹谷良介 2005-03-26

曲作り・香港の餃子の王将・犬展・マカオモンパチ・香港のアヴリルラヴィーン

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こちらは3月は香港・深センのスタジオで、4月の日本でのレコーディングに向けてのしこみ、曲作りがメイン。
3月の香港はまだ冬の寒さが残っているというもの、なんだかんだ言ってもあったかい。
大阪、東京の初夏くらいのあったかさである。天気のイイ日は半袖で生活する。
曲作りをするシーズンとしてはバッチリである。ということで、
年始から連発していたライブはちょいとお休みして3月はお家にひきこもりの地味な曲作り生活が続く・・・

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地味とはいえども『曲作り』は今後活動の為の重要な作業。
ライブの活動情報が少ないと日本の親から「あんたちゃんと仕事してるのか?」と心配して連絡があるほど、
一般的にはミュージシャンはライブやテレビの露出がないと仕事していないように思われがちだがそうではない・・・
この作業が無いとアルバムを出す事もできないし、ライブで新曲もできないのである。

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話はいきなり変わるが香港に『餃子の王将』ができた!伊丹谷にとって猛烈に素敵な出来事だ!!

この写真はコーズウェイベイのタイムズスクエアー地下のレストラン街にできた『餃子の王将』。
関西人にとってはたまらないのがこの『餃子の王将』!
おそらく大体の関西人は中国での生活が長いと無性に『餃子の王将』が食べたくなるのでは?
日本に帰ると必ずってイイほど『餃子の王将』に行く。

この話を日本に帰って中国に行った事のない日本の友人等に話すと
「おまえ中国で毎日中華料理食ってンのちゃうの?なんで?」と必ず言われる。

ごもっともである。しかし、その時はいつも声を大にして言ってしまう。
「餃子の王将は中華風味の日本料理なんですよ?!
中国の中華料理と日本の中華料理の味はまったく違う。
日本の中華料理は完全に日本風味にアレンジされてるんですよ?!
天津飯なんて中国のどの街に行ってもありまへんで!!」と・・・。

おそらくほとんどの中国人は日本に来て餃子の王将に行っても
「ん?なんか違うぞ・・・中華料理じゃない。」と思うはずである。

同じように中国の日本料理で中国人のお客をターゲットにしてる店は
はっきり言って日本人にとってはむちゃくちゃまずい・・・

伊丹谷はどちらかと言うと中華料理派ではなく洋食派である。
(嫌いではないが1日3食全部中華料理はちょっと・・・)

だから「なんでそれなのに中国にいるんだ?」とよくこっちの人間にも言われるが
「別にボクは飯を食いに中国に来たんではない!音楽をやりにきたんだ!」といつも反論する。
そんな伊丹谷でも日本にいた頃『餃子の王将』だけは好きで週何回か行っていたので
「中国に行っても『餃子の王将』の味の本場だから食生活はなんとかなるか!」
と思っていたがその面に関しては大失敗であった・・・。

本場の中国には『餃子の王将』の味は全く無かった・・・(悲)
ということで
『祝!餃子の王将香港進出バンザイ!!』
しかし、香港人はあれをうまいと思うのか・・・?

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ほとんどこもりっきりのスタジオ生活が続いてちょっと頭がおかしくなりそうだったので、
気晴らしに香港の『犬展(ドッグショー)』に行く。
なんでドックショー?と思うかもしれないが伊丹谷はかなりの犬フェチで心を癒す時には『犬』である。
中学生の頃はあまりにも犬好きでドックショーによく通い、犬の魅力にハマり、
犬種を何百種類も記憶したくらい犬フェチであるということで、

香港の競馬場で行なわれた。『犬展』に行く事にした。

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日本でかなりの数のドックショーに行った事があるが競馬場でドックショーは初めてである。
さすが摩訶不思議香港。

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ドックショーとはいわいるトップブリーダーが集まって、
その犬の種類の世界大会(例えばブルドックばっかりが集まって世界一のブルドックを決めるなど)等、
がそこで行なわれる。意外とこういったドックショーが世界中で毎日のように行なわれている。
ということで香港ドックショーでの写真を御堪能あれ。

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そんなこんなでドックショーを堪能した後、そのまま香港からジェット船に乗って久々にマカオへ。
「モンゴル800がマカオに来る!」という噂を聞き付けた。
特別大きな広告はされてなかったがとにかくほんとに来るらしいので見に行く。
香港からマカオは船で60分ととても近い。しかし中国だが外国(以前はポルトガル領)なので、
また出国手続き入国手続きが必要である。

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最初は感心して楽しかったが最近は
『こんなに近いのに面倒だな?またパスポートハンコだらけになるじゃんかもうっ!』と面倒に思ってしまう。

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最近マカオにできた新しいスポット、観音様を見に行く。
なんともモダンなデザインで素晴らしい。夕方の夕日がで特に美しく見えた。

後ろに見えるのがマカオタワー
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香港に比べておっとりと穏やかな美しい街、マカオ。元ポルトガル領のマカオは素敵だ。
みなさんも一度マカオにおこしやす・・・

モンパチのライブの会場はマカオのとあるビルの中にある劇場。
どうやらマカオの日本語学校の主催のようであった。モンゴル800は知っていたが彼らのライブは始めてみた。
物凄くいいバンドと思えるライブであった。
この日のイベントに出演していた八田恭子さんとファンキストというバンドもとてもよかった。
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ライブと言えば香港にもアヴリル・ラヴィーンちゃんが来た!
アヴリル・ラヴィーンといえば御存じ最近世界中で人気のシンガーソングライター。
アヴリル・ラヴィーンの編曲、曲調、音楽的な部分は大変参考になるので最近、
彼女の曲を最近よく聴いていたところだったのだが、
なんとタイミング良く香港に来る!と言う事なので、香港コンベンションセンターで行なわれたライブに行った。

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香港の外タレライブはほとんどが白人のお客さんである。
しかも普通の香港人も英語が喋れるので会場はずっと大合唱。
まるでアメリカのライブにでも来てるような気分になる。
とにかくお客のノリは異常に良く、会場の椅子には
『dont stand on the seat(椅子の上に立つな)』と書いて
あるにもかかわらず、会場の全員が椅子に立っていた・・・
日本のセキュリティーほど厳しくなく、みんな写真取り放題、
席もあってないようなノリ、かわいい白人の子供達も親子で
アヴリルの音楽にノって踊っている。
ン?香港のライブはおもしろい。

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いうことで3月はほとんどが曲作り作業でこもりっきりだったんですが、
フラっと香港、マカオに気晴らしに行ったレポートお送り致しました。

さて、いよいよ4月に日本に行きます!
今回の滞在目的は日本でのレコーディングがメイン。
どうなる事やら?
レポートお楽しみに!

2005/03/26

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