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「再び昆明に到着」 2000-04-24

毎度伊丹谷です。
今日は午前10時すぎにバスで曲靖を出て、再び雲南省の昆明に帰ってきた。
やっぱ昆明は最高! 気候も良いし、都会である。

田舎の街も中国らしくて大変楽しいが都会はなんか落ち着く。
欲しいものはホテルの近くになんでも売っているし、安心感がある。

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ということで、今日から3日間、昆明でオフ。
またちょっとの間、ゆっくりできる。
日記も落ち着いて書ける。

今日は移動後1日休んで夜はホテルの近所の鍋料理屋さんで夕食をとる。
またこれが辛くて最高にうまい!
辛口のスープに魚も野菜も入れまくる。
最後にはペパーミントの葉っぱまでいれてかっくらう。
いやはや毎日中華料理はきついが、大変うまかった。

ところで4月28日までここ昆明に滞在することになっているが、27日に最後の昆明公演があるらしい。
もちろん前から予定されていたコンサートだが、公演場所がどこかまだ決まっていないらしい。

なぜこんなにアバウトに伊丹谷良介黒龍現代音楽団の昆明公演スケジュールが進められているのか説明しよう。

ここ雲南省では昨年から行われている万博フェスティバルが続いている。
日々、数々の国際イベントがここ昆明を中心に繰り広げられている。
昆明を中心に世界中からアーティストや楽団が集結している。
伊丹谷良介黒龍現代音楽団もそのうちのいち楽団で昆明芸術祭の日本代表ゲストとして雲南省に招かれているわけである。

また、各イベントの主催は雲南省の文化部だけで行っており、今行っているイベントはすべて彼らのしきりで行われている。
なんと雲南省の文化部のイベント運営責任者は3人でまかなわれているらしくテンテコマイらしい。
よって運営上の問題で予定されていたコンサートがなくなったり増えたりするらしい。
いかんせんこの国は社会主義のため国が決めることは黒でも白と言わなければならない。
今は取り合えず従うしかない。

資本主義になれている伊丹谷良介黒龍現代音楽団としては理解できないことであるが
ここはがまんして素直にこの土地の習慣に合わすしかない。

さあ 明日もオフ

コンサート地獄の広東省の前にゆっくり休暇をとるべし!

ではまた明日

2000/04/24

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