「昆明公演初日キャンセル…？！」 2000-04-19
毎度伊丹谷です
今日は雲南省１回目の公演のはずなんですが、ななななんとキャンセル。
ここ雲南省昆明では街中のあちらこちらでイベントをおこなっているため、
主催者の都合上でよく予定が変わるらしい。
ここ昆明では日茶万事のようだ。
とにかく今日のコンサートはキャンセル。
明日のコンサートは確実にあるらしい。
（今日のチケットを買った人はどうなってんねやろー）
ほんまなんじゃそらっ！って感じである。
まあ喉の調子もあまりよくなかった事だし、まあいいか…
（この中国の習慣にだんだん慣れてきているのが怖い…）
よって今日はまったくオフ日となる。
オフ日をつかって今日は朝から昆明観光。
全員午前８時半から出ていった。
バスで２時間かけて石林に行くと言っていた。
そこはご存じの方も多いと思うが世界的にも有名な観光場所である。
まさに中国！といったような石の林がある。
中国仙人が出てきそうな風景がそこにはある。
んー ちょっぴり行ってみたかった。
とゆうことで 伊丹谷は朝から昆明観光に行かずにホテルでゆっくり休暇。
歌うたいは体が楽器のため、体を休めるときに休ましとかないとみんなに迷惑をかけることになる。
ツアー出発時、病み上がりでツアーに出たためか、どうも体の調子が１００パーセントでない。
気候も雲南省に来てから全く変わったためか、少々喉がいたい。
まあ 明日に向けて今日はゆっくりさせてもらおう。
昼間、ホテルのまわりをウロウロ散歩した。
ホテルが雲南省の超中心地にあるためまわりは大変にぎわっている。
メインストリートから１本道をはずれると中国らしい出店街がある。
みんな口々に大きい声で喋っている。とにかく中国人はやかましい。
大阪に観光に来た地方の人が『大阪は何でこんなにやかましいの…？』とよく言われたが、こういう
ことを言いたかったんやろなー。
ホテルの目の前に雲南省博物館があったのでちょっと除いてみた。
最近発見された紀元前２００年前の中国文明の品が飾ってあった。
中国では日本人がまだ石を投げていたころから文化があり政治があった。
彼等のもつ習慣性は決して薄っぺらいものではない。
日本人が腰を抜かしてしまいそうな中国の習慣もあるが、それは決っして易い物ではない。
何千年もの歴史をもつ中国はこれからどう新しく姿を変えるのか？
これから だれが どこで どう変わって行くのか…
この街 昆明でもその答えの何か一つを見つけたい…
ではまた
公演予定の劇場で軽くリハ